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2007年 01月 28日
bobさんのところの「落し物」で、モン族の話題になったポンで、こちらに移してみるポン
※注意:ここでいうモン族というのは、英語表記だとHmongと表記するもので、中国では苗(ミャオ)族、ラオスやタイでは「メーウ」と呼ばれる民族ポン Mon族とは別ポン ラオスは多民族国家ポンが、ラオス内戦当時、モン族はアメリカ帝国主義者が後押しする王国政府軍と、ヴィエトナム覇権主義者が後押しするパテートラオ(「ラオス愛国戦線=ネーウラーオハックサート」の軍事部門)とが、それぞれモン族を味方につけて戦闘を行っていたポン アメリカ帝国主義者が後押しする王国政府軍と書いたポンが、実は1961年にケネディーが、ラオス北部ロンチェンで、極秘裏のうちに米軍基地を創設して、モン族の特殊部隊を組織したというのが正しい表現ポン。 (ちなみに、モン族への特殊訓練は、すでに1957年にはタイのホアヒンで行われているポン) つまり、ここにインドシナにおかる「特殊戦争戦略」があるポン 当然のことながら、こういう部隊は最も危険な戦闘(前線部隊)を担当することになるポンで、モン族同士が殺しあうという悲惨なことになってしまったポン アメリカに加担したモン族は、当然ラオスにいられなくなったポンで、アメリカなどに亡命することを余儀なくされたポン もちろん、現政権側についたモン族もいたポンで、亡命しないでそのままの人もいるポン ということで、ヴィエンチャンのタラートサオなどでは、モンの音楽CDやVCDを売る店が存在しているポン 固い話はこのくらいにして、ポンポコ研究所音楽部にある資料の一部を紹介するポン~ CD類を見てもらえばわかるポンが、アルファベットで書かれているポン これは、独自の文字を持っていなかったことから、アルファベットで代用しているためポン 面白いのは、モン語には声調があるために、声調をあらわすための記号の代わりに、単語の最後に声調を表すアルファベットをつけているところポン 発音に困りそうな、VとかJとかの文字が最後に来るポンが、これは声調記号ポン~~ VCDの中身を少し紹介するポン 金太郎の腹掛けをつけて、おねぇさんたちが踊っているポン~~♪ ラオス国内で撮影したようポン 腹掛けは... 本当に腹掛けポン~~(笑) でも、その下はしっかり服を着ているポン... 室内で撮影したものもあるポン 同じアルバムの別の曲ポンが、踊っている人も同じポン(笑) 別の歌手のアルバムも紹介するポン 背景は、ヴィエンチャンにある、パトゥーサイ(凱旋門)ポン こんな風に、国内の名所が盛り込まれたりするポン あとは モン族の村で撮影した画像ポン こんな風に、ラオスの風景が使われているのは、実は買った人へのサービスっぽいポン というのは、このVCDが発売されているのはアメリカポンで、製作者もアメリカに移住したモン族ポン となると、こんな映像も加えられるポン どうやら、ウィスコンシンで開かれたイベントの画像ポンが、こういうものが入ったり、歌詞にも ウィスコンシンという言葉が入ってくるように、どうも異郷暮らしの歌まで作られているようポン (狸田、モン語はわからんポン...) モン族事情、きわめて複雑ポンで、アメリカの前にはフランスも利用したり、アメリカもゲリラ部隊「コントラ」にモン族を投入しようとしたりということもあるポンで、これだけで1冊の本になるポンが、狸田はそこまで専門家ではないポンで、とりあえずこの辺で終わりにしておくポン~~
by tanukidaponta
| 2007-01-28 09:53
| ラオス
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Comments(24)
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raphie at 2007-01-28 10:59
わかりやすい説明をありがとうございました。
私がDCのイベントでお見かけしたモンの皆さんの民族衣装は、ポン太所長の写真の下から3枚目のものと同じでした。ベトナム戦争の時代だけかと思いましたが、2000年頃にラオス最後の皇太子絡みの国境検問所襲撃事件なども起こったようで(アメリカが糸を引いて?)、再びアメリカへの亡命があったのでしょうか。2000年か2003年頃、DCのタクシーの運転手さんに急激にラオスの方が増えたと感じたことがあったので…。元はと言えば、山岳民族だったために、山岳地帯のゲリラ活動が得意と見込まれて利用されたという話を読む機会もあり、数奇な運命をたどった方達なのだなぁと感じました。故郷でも亡命先でも、平穏に過ごせるようになって欲しいものです。
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tanukidaponta at 2007-01-28 11:17
◎raphieさん
>再びアメリカへの亡命があったのでしょうか 実は、亡命受け入れ事業は、75年にすぐに行われたものではないポン まず、難民として難民キャンプに収容され、そこから徐々に移住していくことになるポン http://jama.ama-assn.org/cgi/content/full/294/14/1753 http://www.iomjapan.org/act/migrant_movement.cfm 狸田も、バンコクの空港で、このIOMの袋を持った人を多数見たポン >元はと言えば、山岳民族だったために、山岳地帯のゲリラ活動が得意と見込まれて利用されたという話を読む機会もあり それもあるポンが、反ヴィエトナム感情が強いというあたりも、アメリカに活用された理由といえるポン 日本にいる人は、この講座に行くと勉強になるポン http://www.hoshien.or.jp/class/asian-tokubetsu-laos.html
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marunyanpekenyan at 2007-01-28 11:22
鯛国でもVCDがたくさん有るけど VCD とCD とDVDって
ニャニが違うんだにゃぁ? モン族とミャオ族は 同一人物だったんだぁ~ ( ..)φメモメモ。 我が家は ニャオ族に乗っ取られつつある。。。。
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104hito at 2007-01-28 12:44
モン族の女性は美人揃いだポン~♡
悶々としてきたポン~^^
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pa-tai at 2007-01-28 13:24
室内の青色の服の彼女にときめきポン♡(*ノェノ)キャー
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magomagom at 2007-01-28 15:21
うわぁ!今日の お題 難しい・・・
スカスカの頭やし 固い話の部分 3回ほど 読んだ象ぉ ママにゃのとこの 赤ちゃんにゃん子が 腹巻き いる らしいし お姉さんの腹掛け 貸したげて~
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raphie at 2007-01-28 18:05
結局、今日の話題は、モンのおねぇさんは、ラオスでもアメリカでもキレイ♡ということですよね?^^
歌詞がカラオケ風に左から右に色が変わっていっているところに注目ポン〜♪
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raphie at 2007-01-28 20:48
ということでようやくお返事に頂いたリンクを読んできました!
丁寧なお返事をありがとうございました! モンの方たちのこれまでの30年を知るにつれ、ベトナム戦争は終わってなどいないのだということ、ベトナム戦争についてのこれまでの知識が全く表層的であったことを痛感します。インドシナ半島で身を寄せ得たのがタイだったというのは、ポン太所長がここで説明してくださったことを理解すれば納得ですが、ラオスやベトナムからの距離、経済的な条件を考えれば、亡命したモンの方たちの暮らしの困難は明らかに思えました。この方たちのアメリカへの移送ということになれば、当然日本経由の可能性は大きく、そこでIOMの東京事務所が関わりを持っているということを知ることができて良かったです。余り大掛かりに報道すると、この方たちの命にかかわる部分もあるのでしょう。それでも、日本で世界に関わる何が起きているか、日本が何を協力しているのか。そういったことを、もっと日本人として容易に知る機会があっても良いのではないかということも感じました。
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tanukidaponta at 2007-01-28 21:03
◎ママニャ
>鯛国でもVCDがたくさん有るけど VCD とCD とDVDって >ニャニが違うんだにゃぁ? VCDは、CDポン 通常、CDというときは音声だけのものを指すポンが、VCDというと、画像が入ったCDを指すポン CDは、一般的には700MBくらいの記録ができるメディアポン それでもって、DVDというのも画像が出てくるポンが、これは画像の容量が多いポンでDVDが使われることが多いということだけポンで、CDにもDVDにもデータの記録は可能ポン DVDは、1面だけでも4.7GBの記録が可能ポンで、単純に見てもCDの7倍近いデータの記録ができるメディアポン VCDとDVDの違いは、そのデータ形式にあるポンで、DVDの方がデータ量が多い分、画質がきれいポン >モン族とミャオ族は 同一人物だったんだぁ~ >( ..)φメモメモ。 この場合のモン族は、Hmongと書かれる方ポン モン・クメール語族と言われるモン族、バンコクの南にあるプラプラデーンのモン族(Mon)とは別物ポン~ >我が家は ニャオ族に乗っ取られつつある。。。。 猫だと、やっぱりメーウ族ポン~~
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tanukidaponta at 2007-01-28 21:05
◎104hitoさん
>モン族の女性は美人揃いだポン~♡ >悶々としてきたポン~^^ では、ラオスに行ってくるポン~~ ψ(`∇´)ψ
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tanukidaponta at 2007-01-28 21:06
◎パッタイさん
>室内の青色の服の彼女にときめきポン♡(*ノェノ)キャー 彼女、金太郎腹掛けの一番右にいるポン~~
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tanukidaponta at 2007-01-28 21:08
◎シュナウザーのママさん
>うわぁ!今日の お題 難しい・・・ ポンポコ研究所は、色々な研究をしているポン~~ ψ(`∇´)ψ >スカスカの頭やし 固い話の部分 3回ほど 読んだ象ぉ 別の固いものがいいポン?♡ >ママにゃのとこの 赤ちゃんにゃん子が 腹巻き いる >らしいし お姉さんの腹掛け 貸したげて~ 貸したら、おねぇさん、すっぽんぽんに.... ならないポン...
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tanukidaponta at 2007-01-28 21:16
◎raphieさん
>結局、今日の話題は、モンのおねぇさんは、ラオスでもアメリカでもキレイ♡ということですよね?^^ う~~ん 狸田の好みには、チト遠いポン~~(笑) >歌詞がカラオケ風に左から右に色が変わっていっているところに注目ポン〜♪ アラビア語やヘブライ語ではないポンで、左から右ポンが... >モンの方たちのこれまでの30年を知るにつれ、ベトナム戦争は終わってなどいないのだということ、ベトナム戦争についてのこれまでの知識が全く表層的であったことを痛感します。 ヴィエトナム戦争、確かに米帝の侵略戦争ではあるポンが、フランス時代、ヴィエトナムの覇権主義、民族対立、タイの思惑等々複雑にからんでいるポン~~ 米も越も、いまだにラオスにちょっかいを出しているというのが真実ポンで、まだまだ戦争は続いているポン
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tanukidaponta at 2007-01-28 21:16
◎raphieさん
>亡命したモンの方たちの暮らしの困難は明らかに思えました。 ここに、アメリカでの差別や迫害も加わっているポン 以前、日本人留学生が殺された事件があったポンが、あれはモン族と間違えて襲ったアメリカ人の仕業ポン >この方たちのアメリカへの移送ということになれば、当然日本経由の可能性は大きく、そこでIOMの東京事務所が関わりを持っているということを知ることができて良かったです。 日本も確かに重要な役割をしているポン >余り大掛かりに報道すると、この方たちの命にかかわる部分もあるのでしょう。それでも、日本で世界に関わる何が起きているか、日本が何を協力しているのか。そういったことを、もっと日本人として容易に知る機会があっても良いのではないかということも感じました。 この辺は、マスコミの責任放棄ポン 狸田、日本の新聞は嫌いポン 自社の記者のニュースでもなくていいポンから、色々な事件をきちんととりあげてもらいたいものポン
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昭一の冬香
at 2007-01-28 21:27
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愛ルケの冬香でございます。
嵐にきました。 何だか、専門家じゃないというわりには ものすっごい詳しく、そしてエロイ部分だけが、アップで取り上げているようでございますわね ホホホΨ(-◇-)Ψホホホ~~ やっぱり 国家の品格の昭一とは違いますわ~
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tanukidaponta at 2007-01-28 21:33
◎昭一の冬香丼
>嵐にきました。 嵐というよりも、現在のフォーリーブスの方が年齢的にはあっているポン~~ ψ(`∇´)ψ >何だか、専門家じゃないというわりには >ものすっごい詳しく、そしてエロイ部分だけが、アップで取り上げているようでございますわね 残念ながら、エロ画像がないポン~~ ψ(`∇´)ψ >やっぱり >国家の品格の昭一とは違いますわ~ 違うポン~~ ψ(`∇´)ψ
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冬香
at 2007-01-29 21:25
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昨晩は、ブログチャットありがとうございました。
でも、途中で山本キッド状態になり、指折れました 。。。ヘ(゚Q゚)ノ~ ウケケケ... また、フォーリーブスにきました。 だって、地球は丸いんだもんψ(`∇´)ψ 今年の昭一さんの抱負は 一発一発真剣勝負なんだって~いひひひひ。
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kutteyarou at 2007-01-29 22:58
苗族....素敵であります。
さすが、少数民族の中でも美人が多いと上されるだけのことはあるのであります。 お持ち帰りしたい気分なのであります^^ 某共和国も拉致するかも知れませぬ...
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tanukidaponta at 2007-01-30 01:57
◎冬香丼
>また、フォーリーブスにきました。 >だって、地球は丸いんだもんψ(`∇´)ψ お~~ 含蓄のあるお言葉ポン~~ 地球は丸くて、一回りしてきたということ、つまり、還暦ポン?? ψ(`∇´)ψ >一発一発真剣勝負なんだって~いひひひひ。 それは、当然ポン~~ 凸!! 凸!!!
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tanukidaponta at 2007-01-30 01:58
◎kutteyarouさん
>さすが、少数民族の中でも美人が多いと上されるだけのことはあるのであります。 >お持ち帰りしたい気分なのであります^^ 結構気に入ってるポン? >某共和国も拉致するかも知れませぬ... う~~~ん...
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keiko
at 2007-01-30 13:42
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紹介されている講演会、たぶん参加するポーン。
先生に皆勤賞もらうポン。 日本のメディアはアジア諸国の情報を、きちんともっとたくさん報道するべきポン。私はご近所のことをもっと知りたいポン。 ◎raphieさん DCにお住まいポンですか? The Spirit Catches You and You Fall Downという本お勧めポン。 身につまされるポン....あ・ま・ぞ〜ん!で出てくるポン。
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tanukidaponta at 2007-01-30 20:37
◎keikoさん
>紹介されている講演会、たぶん参加するポーン。 おっ! 狸田も行くかもしれないポン~~ ψ(`∇´)ψ >日本のメディアはアジア諸国の情報を、きちんともっとたくさん報道するべきポン。 完全に忘れているポン 困ったものポン~~
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raphie at 2007-01-31 15:47
>keikoさん
こんにちはー! そうですポン♪DCに住んでおりますポン。 ここのところの寒さでちょっとめげ気味(←本当は寒さ好き)ですポン…。 ご紹介いただいた本、早速大学の図書館で借りてきました。週末の楽しみにと思っているのですが、出だしから、二つの文化に翻弄された家族の様子が垣間見え、少し背筋を正して読みたい気持ちになりました。良い本を紹介してくださって、ありがとうございます! 所長のところにいらっしゃる皆さんは、それぞれに博識かつ視野が広くて味わい深いポン〜! こういう交流の場所はとても嬉しいポン♪ 所長、ありがとうポン!
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tanukidaponta at 2007-02-01 21:09
◎raphieさん
keikoさんとは、もう7年以上のお付き合いポン~ raphieさんも、これからもよろしくポン~
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